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GiDとは

プリプロセス

CADシステム

GiDは、ジオメトリ定義に広く使用されているNURBSサーフェスを備えたCADシステムです。変換、交差、ブール演算などの一般的なジオメトリ作成機能を持ち、迅速なジオメトリの定義と編集のためのツールの完全なセットを備えています。

メッシュ作成

GiDは、サーフェスとボリュームに対して高速かつ効率的な方法で大規模なメッシュを生成できます。非構造化、半構造化、構造化、埋め込み、または直交メッシュ、および2Dおよび3D異方性メッシュ(境界層)を生成できます。
多くの要素タイプ(三角形、四角形、円、六面体、プリズム、四面体、または球)がサポートされています。1次要素、2次要素にも対応しています。さまざまなメッシュ編集ツールを使用することによって、ユーザーはあらゆるタイプのメッシュを制御できます。プラグインシステムにより、GiD内に外部ボリュームメッシャーを組み込むこともできます。

CADのクリーニングと修復

CADモデルをインポートすると、いくつかのCADクリーニング操作が自動的に実行されます。エラーを検出してジオメトリを修復し、シミュレーションに適切なメッシュを生成できるようにするグラフィカルツールも備えられています。
GiDに統合されたメッシャーの中には、修復操作の必要性を最小限に抑え、閉じた空間となっていないボリュームでも、インポートされたジオメトリから直接メッシュを生成できるものもあります。

ジオメトリの再構築

GiDには、任意のサーフェスメッシュをNURBSサーフェスに変換するツールが含まれています。これは、CADデータのスムーズな表現、メモリの節約、CADソフトへのアクセスなど、数値シミュレーションの入力として離散データ(医療画像、3Dスキャナーなど)を処理する場合に多くの利点があります。

解析条件の定義

あらゆる種類の解析条件をジオメトリまたはメッシュに簡単に割り当てることができます(境界条件、材料特性、荷重など)。ジオメトリエンティティとメッシュエンティティは、解析データを割り当てることができるレイヤーとグループに編成できます。この情報は、GiDのカスタマイズ機能を利用して簡単にソルバーに受け渡すことができます。

等幾何学的解析(IGA)のサポート

GiDには、NURBSベースのジオメトリに関する、モデリング、前処理、後処理、および結果の視覚化のためのIGA機能が含まれています。

  • トリミングされたNURBSサーフェスを処理する強力なCADシステムを搭載しています。
  • NURBSジオメトリをさまざまな形式(IGES、STEP、ACISなど)で変換します。
  • 材料、境界条件、荷重、B-Repプロパティ、結合情報などをジオメトリに対し直接、グラフィカルに割り当てることができます。
インポートとエクスポート
  • CADデータは、IGES、STEP、Parasolid、ACIS、VDA、DXF、KML(Google Earth)、Shapefile、Rhinocerosのファイル形式で読み取ることができます。また、いくつかの地図および地形形式がサポートされています。
  • カスタマイズされたテンプレートに従って、すべての情報(メッシュおよびシミュレーションデータ)を任意の形式でエクスポートできます。
  • ジオメトリのエクスポート形式は、IGES、ACIS、STEP、DXF、またはRhinoに対応しています。
  • メッシュデータは、NASTRAN、STL、VRML、3DStudio、CGNS、VTKおよびその他の形式で読み取ることができます。
充実した視覚化ツール
  • 立体視 : モデルは3Dでインタラクティブに管理でき、立体スナップショットとアニメーションを作成できます。
  • 影の表現 : 3Dモデルの奥行き表現と、よりリアルなレンダリングを実施できす。
  • 反射 : 周辺環境をモデルに反射するように定義することで、表面の欠陥を検出するのに役立ちます。
  • 鏡面効果/床効果 : 仮想の床は、鏡として使用したり、モデルの影を投影したりするように定義できます。
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